ヘルスアンドテック合同会社 Health and Tec LLC

【現地視察】中国・深圳・広州にて最新のDX・EV事情を体感
(最前線ニュース)

今週、当社は業務の一環として、中国・深圳および広州を訪問いたしました。目的は、取引先工場の見学と、最新技術が集まる電子機器展示会への参加です。

近年このエリアは「中国で最もDX化が進んだ地域」と言われていますが、実際に訪れて、その進化のスピードに驚かされました。

街中を走る車やバイクのほとんどがEV(電気自動車)で、環境意識の高さを肌で感じることができました。また、支払いは完全に電子化されており、WeChatPayやAlipayによる決済が主流。飲食店の多くは、WeChat上のミニアプリから注文・支払いを行う仕組みです。

町中やホテルではロボットが普通に活用されており、まさにスマートシティそのもの。移動には中国版新幹線を利用しましたが、車内での食事注文や電源付きの待合室など、サービスの充実ぶりは日本の新幹線を凌ぐ印象すらありました。

今回訪れた展示会は国際見本市として開催されており、バイヤーとしての参加は外国人に限定されていました。会場の広さは東京ビッグサイトの10倍以上もあり、無数のブースがひしめき合う中、アフリカ、インド、欧米など多様な国籍の方々が集まっており、国際的な商流の中心としての中国の存在感を再認識しました。

なお、都市部ではEVが主流でしたが、取引先のある郊外ではまだガソリン車が一般的で、インフラの地域差も感じられました。また、現金も空港・展示会場・地下鉄・コンビニなどでは利用可能で、完全なキャッシュレス社会というわけではありません。クレジットカードの利用は限定的でしたが、WeChatPayやAlipayを通じてカード決済が可能で、特に不便は感じませんでした。

通信環境においては、中国の公衆Wi-FiではGoogle等のサービスにアクセスできない制約がありましたが、日本のSIMカードによるローミング利用で問題なく対応できました。

大きな進化を遂げた中国の姿から、今後のグローバルなビジネス展開に向けたヒントと多くの学びを得ることができました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


最前線ニュースをもっと見る
  • お問い合わせ

  • ヘルスアンドテックにお問い合わせをありがとうございます。 プライバシーポリシーページをご理解の上、お問い合わせ内容をお送り下さい。後日担当者より、回答申し上げます。海外出張等で数日かかる場合もございますのでご了承ください。
お問い合わせフォームへ
無料でご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。